デッキマシナリー

係船用ウインチ、ウインドラス、デッキクレーン、燃料供給装置などの船上デッキに配置される機械は大変過酷な使用条件を想定、解決しておかねばならない。

1. 砕氷船などの場合は過度の低温下での活動が要求されます。オイルギヤのポンプの特徴は　Hydrodynamic Bearing を採用していることから大変低温下での粘度の低い広範囲の燃料使用を可能にしています。
2. デッキ上のウインチなどの油圧ユニットには海水混入というトラブルがまれに発生します。これらに対応の為、作動油に海水混入させ使用に問題ないかの実証試験を行って、（10～50％）50％でも機能上問題なく、損傷もほとんどでないとの試験結果を得ています。
3. オイルギヤは研究開発、実証試験などの為、充実した試験設備を有しており、環境適応性があり、頑丈で、耐久性の高い油圧システムの供給に努めています。

ジェラルドR.フォードアメリカ海軍航空母艦

オイルギアは新しいCVN-78アメリカ海軍ジェラルドRフォード航空空母用PVV-540油圧ポンプ供給に選定されました。

アメリカ海軍ジェラルドRフォード使用

• PVV-540 pumps

アメリカ海軍ジェラルドRフォード航空空母の特徴

• 排水量：約100，000トン
• ビーム：134ft (41m)
• 水力：2ｘA1B原子炉
• スピード：30+ノット
• 艦載機数：75以上

PVV-540ポンプはJered Brown Brothers, Inc製作の油圧航空機エレベーターの部品となります。このクラスで最初に建造されているのが、ノースロップ・グラマン ニューポート・ニューズで建造中のCVN-78です。この船は最終的に現存船のニミッツ級航空母艦と置き換えられる予定です。オイルギヤポンプが本運用に選ばれた理由はアメリカ海軍の耐久、小型、高い馬力ポンプという要求のためです。オイルギヤの小型/高馬力設計はアメリカ海軍に運用に対しサイズと使用ポンプ数削減をもたらしました。